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被災医療機関・地域の復興に募金のご協力を
2016.05.15
被災医療機関・地域の復興に
募金のご協力を
兵庫県保険医協会理事長 西山 裕康
マグニチュード7.3、最大震度7の強い地震が4月14日・16日、熊本地方を襲い、大きな被害が出ています。
熊本県が発表した人的被害では、死者49人、関連死17人、避難者2万6千人以上となっており(4月末時点)、消防庁発表では被害確認分だけで全壊2111棟、半壊2414棟、一部損壊が9592棟あり、分類未確定の被害は1万7746棟にのぼっています。引き続く大きな余震に、いまなお地域住民は怯えながら不自由な避難所生活を強いられています。
こうした中で、熊本協会の会員をはじめ、多くの医療機関が被害を受けています。地域住民の健康と命を守ってきた医療機関の機能を一刻も早く復旧させ、地域の医療提供体制を確保することが、なによりも求められています。
兵庫協会では、震災直後から役員や事務局員を現地に派遣し、熊本協会とともに会員医療機関の訪問や安否確認、避難所での相談等の活動を行っています。
阪神・淡路大震災を経験した兵庫協会から、連帯の気持ちを込めた募金を熊本協会に届けたく、先生方にご協力を呼びかけるものです。募金は熊本県保険医協会に届け、被災した会員医療機関へのお見舞いや復興に向けたさまざまな活動に役立てていただきたいと考えています。ぜひともご協力をお願いいたします。
募金受付:郵便振替口座 00910-2−150366 兵庫県保険医協会