兵庫県保険医協会

会員ページ 文字サイズ

当協会について

理事長のページ

障がい者の日帰り旅行「神戸ひまわり号」 障がい者の夢を乗せ 11・10滋賀県彦根市へ

2019.10.31

障がい者の日帰り列車旅行「神戸ひまわり号」
障がい者の夢を乗せ 11・10滋賀県敦賀市へ
兵庫県保険医協会理事長 西山 裕康

 今年のひまわり号は、11月10日(日)、滋賀県の彦根へ行く予定です。多くの方に参加していただき、障がい者とともに旅行を楽しみ、お互いに理解し、思いを共有する機会にしましょう。
 障がいは、病気や事故だけでなく、心身の老化により、すべての人が必ず経験するもので、期間の長短はともかく、誰でも一度経験するとその辛さがよく分かります。また、高齢化が進む日本において、障がい者と健常者の間に線引きはできません。
 近年、まちづくりの考え方は、「バリアフリー」から「ユニバーサルデザイン」へと進化し、障がい者と健常者が分け隔てなく、ともに暮らしやすい社会づくりを目指しています。しかし、障がい者が列車で外出しようとしても、改札口、階段や段差、ホームと列車の空間などの整備は不十分で、時には大きな事故の不安もあり、まだまだ簡単には列車を利用できません。
 そんな中、神戸市は高齢者・障がい者に対し発行している、敬老パス・福祉パス制度の見直し、縮小を検討しています。敬老パス・福祉パスは高齢者・障がい者の社会参加や移動支援にはなくてはならない制度で、改悪は許されません。障がいのある人もそうでない人も一緒になり、「いつでも、だれでも、どこへでも、安心して利用できる交通のしくみ」と、安心して住み続けられる「まちづくり」を求めて行くことこそが必要です。
 「ひまわり号」は、障がい者だけでなく、みんなの夢と希望の実現に向かって走ります。会員の皆さまには当日のボランティアをお願いしますが、参加できない方は、ぜひ募金へのご協力をお願い申し上げます。
※募金は郵便振替口座00910―2―150366兵庫県保険医協会。案内・振込用紙を月刊保団連10月号に同封しています。お問い合わせは、☎078―393―1807まで

理事長挨拶 保険医協会とは 理事長のページ 理事会スポット