兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2010年7月25日(1629号) ピックアップニュース

平和行進で核廃絶アピール


「平和」の旗を掲げ歩く樫林理事

 核兵器廃絶を求める原水爆禁止世界大会(保団連が実行委員会加盟)に向けて、全国の市町村を練り歩く「国民平和大行進」が、7月7日に川西市から県内入りした。協会からも、武村義人副理事長、口分田勝・小泉勇・樫林義雄各理事らが、それぞれの地域で行進に参加した。平和行進は1958年から毎年開催されており、全国の市町村を結び8千キロ以上におよぶ。今年も5月6日に東京を出発し、8月上旬に開催される原水爆禁止世界大会の開催地である広島をめざして歩き続けている。

協会役員も県内を行進

行進参加者を激励する小泉理事

 小泉理事は、7月8日の伊丹市役所出発のあいさつで行進参加者を激励。「今年のNPT(核不拡散条約)再検討会議において、唯一の被爆国である日本政府が重要な役割を果たせなかった背景には、アメリカの核の傘で守られていることや核抑止力論がある。
 『アメリカの核や沖縄の海兵隊は抑止力』との日本政府の考えをただしていかなければならない」と訴えた。
 口分田理事は、9日に東灘区役所から御影公会堂まで行進。平和行進が始まった当時から、およそ50年にわたって参加し続けている。
 武村副理事長は、7月10日に神戸市役所から県庁までの行進に参加。出発前のあいさつでは、「本日は参議院選挙の投票日前日。行進を通して核兵器廃絶に真剣に取り組む政治をつくろう」と呼びかけた。
 同日には樫林理事も医院のスタッフら9人と、手作りの「平和」の旗を掲げて県庁から兵庫区役所まで行進した。
 平和行進は、8月4日に広島に到着する予定。
 

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