2010年8月25日(1631号) ピックアップニュース
協会の新しい〝顔〟へ ウェブサイトをリニューアル
情報ネットワーク部 川村部長にインタビュー
電子版「保険医新聞」 必要な情報も簡単検索
新しくなった協会のウェブサイトの
魅力を語った川村先生
協会は公式ウェブサイトを8月23日から全面リニューアルした。開業医生活をサポートする協会の新しい〝顔〟と、広く市民へ情報発信していくツールについて、情報ネットワーク部の川村雅之部長にインタビューした。(聞き手は編集部)
――新しくなったサイトの特徴を教えてください。
一つは、協会機関紙「兵庫保険医新聞」の電子版としての役割が強化されている点です。従来も保険医新聞はサイトにアップしPDFファイルで閲覧が可能でしたが、今回さらに新聞発行とサイトへのアップを同時に行い、「ピックアップニュース」という形で、関心のある記事を手軽に閲覧できるようにしました。新聞は通常白黒ですが、ピックアップニュースでは写真がカラーできれいに見られることもメリットです。バックナンバーもアップされていますので、必要に応じて過去の記事を探し出すことができます。
もう一つは、協会が行っている各種の企画、事業、サービスなどを、テーマごとに、わかりやすくアップしている点です。例えば税務調査について調べたい場合は、「専門部だより」→「税経部だより」と進んでいけば関連の記事を見つけられますし、サイト内検索で「税務調査」とキーワード入力して探すこともできるようになります。
そのほか各種研究会や楽しい文化企画など保険医新聞で取り上げきれない県下各支部の話題も載せ、地域間の交流に役立つようにしていくつもりです。
――リニューアルに伴い、「会員ページ」が新設されました。
会員ページには、保険医協会に入会しているからこそ得られる、保険診療や臨床研究、医院経営などの有益な情報が満載です。また、都合がつかず参加できなかった講演会・研究会の模様をアップするなど、音声や動画も使った内容を盛り込むことも検討中です。
もちろん、未入会の先生もサイトを通じて協会の事業に興味を持っていただき、入会につながるようにも工夫します。
――広く一般の市民や患者さんにアピールする内容も豊富なようですね。
「保険でより良い歯科医療」の運動や「患者窓口負担大幅軽減」の請願署名など、医療従事者や患者・国民との連携が必要な取り組みに多くの方が協力してもらえるよう、積極的に情報発信していきます。混合診療など医療・社会保障に関する協会の政策や見解が閲覧でき、「どうする? 日本の医療費」など最新の政策パンフレットから過去に出したものまでPDF版で見ることができます。
――これから多くの先生方に利用してもらい、より充実したサイトへと展開していくことが期待されます。
サイトとしてはまだまだ改善していく余地があると思います。サイト上でも意見を募ったり、協会メーリングリスト「HHK」と連携させるなど、ウェブならではの双方向性をいかしたサイト作りも模索中です。
どのような動作環境でもストレスなく閲覧いただけるよう、トップページはできるだけ早く表示できるよう工夫しています。先生方のパソコンの「お気に入り」に登録して、積極的に活用していただき、ご意見もどんどん寄せていただきたいと思います。もちろんリンクフリーです!
――ありがとうございました。