兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2010年9月05日(1632号) ピックアップニュース

会員意見実態調査③ 審査・指導

1632_02.gifオンライン、電子媒体以外の請求6割が「今のまま続ける」

 「過去2年間に査定減点がありましたか」については、「あった」が87・9%と依然としてきわめて高い水準となっている。
 一方、「再審査請求」は「必ずする」14・3%、「時々する」31・4%とあわせて、45・7%で、これまでに比べて低い結果となっている(図1)。
 再審査請求した結果は「すべて復活」が2・4%、「多くが復活」16・7%、「半分程度復活」35・7%と、あわせて54・8%が何らかの形で復活したと回答している(図2)。
 再審査請求を「しない」は40・7%。その理由は「請求事務がめんどうだから」が37・8%と最も多く、以下「減点がわずかだから」24・3%、「請求しても復活しないから」21・6%と続いている。「審査委員にマークされると思うから」も13・5%あった(図3)。
 協会審査対策部の相談活動については「利用したことがある」が3・3%、「知っている」が56%となっている。
 レセプトの請求方法は「オンライン」が39・6%と最も多く、「レセコン使用で紙レセプト請求」31・9%、「電子媒体請求」19・8%と続いている(図4)。
 「オンライン」「電子媒体」以外の請求方法の場合、今後は「オンライン請求に切り替える」が18・2%、「電子媒体に切り替える」が21・2%と合計39・4%が切り替えを予定している一方で、57・6%が「今のまま請求を続ける」と答えている(図5)。

近畿厚生局説明会 38・5%が「参加した」

 指導については「集団的個別指導を受けたことがある」41・8%、「個別指導を受けたことがある」は5・5%だった。近畿厚生局の診療報酬改定説明会へは38・5%が「参加した」と回答した。

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