2011年2月25日(1647号) ピックアップニュース
姫路・西播支部 新規開業医懇談会 日ごろからカルテ記載の充実を
熱心にメモをとる参加者
姫路・西播支部は1月20日、新規開業医懇談会「個別指導対策とカルテ記載の留意点~新規個別指導と最近の審査減点事例を中心に」を開催し、新規開業医を含む45人が参加した。協会審査対策部の西山裕康副部長が講師をつとめた。
西山先生は、新規個別指導を中心に地方厚生局移管後の個別指導の特徴点や個別指導時の指摘事項、返還項目、カルテ記載上の留意点などについて解説。自身の新規個別指導の経験や協会への相談事例を具体的に紹介した。
個別指導への対策としては、日ごろからカルテ記載を充実させておくことが重要であると強調し、「通知が来たら、まず協会へ相談を」と呼びかけた。
西山先生は、カルテ記載の要領など会場からの質問にも丁寧に回答。参加者からも「新規開業で請求に不安を感じていたが、これからは協会へ相談したい」「電子カルテでは、入力欄にいくつか項目が出てくるが、どれを選べばいいのかは教えてくれない。カルテ記載上の注意点をしっかり認識する必要を感じた」などと好評を得た。