兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2011年7月15日(1660号) ピックアップニュース

県社保協が総会 自治体キャラバン軸に運動をより大きく 新会長に吉岡正雄副理事長

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子ども医療費無料化などの成果を確認した

 兵庫県社会保障推進協議会(県社保協、会長は武村義人協会副理事長)は6月28日、神戸市勤労会館で第40期定期総会を開催し、地域社保協などから44人が参加。新会長として吉岡正雄協会副理事長を選出した。
 新会長に選出された吉岡副理事長は「各地で活発な活動に取り組まれていることを力強く思う。新会長としてがんばっていきたい」と抱負を述べた。
 開会あいさつに立った武村会長は「強い社会保障を掲げていた民主党だが、税と社会保障の一体改革に見られるように福祉切り捨ての道を突き進んでいる。国の責任を否定する新自由主義に対し、憲法25条の生存権をかかげ、広範な分野でのたたかいを進めていこう」と呼びかけた。
 会場からは、子ども医療費無料化を大幅拡充させた自治体キャラバン、国保保険料滞納者に対する差し押さえの実例や自治体との交渉など、各地の運動が報告された。
 新年度方針として、「兵庫・地域に『社保協があってよかった』を積み上げよう」をスローガンとし、自治体キャラバンを活動の柱に据え、国保や子育て支援、介護保険などの改善を求める運動を進めていくことなどが採択された。

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