兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2011年9月05日(1664号) ピックアップニュース

兵庫・福島協会が共催 二胡コンサートと健康相談 被災地に「ほっと一息」

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盛況だったコンサート(写真:上)
清水理事(奥右)らが健康相談に応じた(写真:下)

 協会は被災地支援の取り組みとして、福島協会の協力も得て、8月20日にいわき市湯本で「ほっと一息コンサート」と健康相談を開催した。避難者や被災地ボランティアなど50人が集まり、協会から広川恵一、清水映二両理事が参加した。
 広川理事が医療活動で被災地を訪れた際に、「不安な中で毎日を過ごされている皆さんに、ほっと一息していただきたい」との思いから今回の企画となった。
 会場は、福島第一原発から49キロメートルと原発に最も近い温泉地。当地に28軒ある旅館はすべて避難者や支援の人たちの受け入れで通常営業は行っておらず、再開の見通しもない状態となっている。
 コンサートでは、協会西宮・芦屋支部で以前から交流のある二胡奏者の劉揚(りゅう・やん)氏が、会場となった旅館「新つた」とゆかりのある野口雨情の「赤い靴」など童謡のメドレーや美空ひばりの曲などを奏で、参加者は心に沁みる二胡の音色に眼を潤ませて聞き入った。
 健康相談では、清水理事や、福島協会から木村守和理事、緑川靖彦医師らが応対し、参加者の血圧測定や発作性頻脈などの相談に応じた。

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