兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2011年11月05日(1670号) ピックアップニュース

こども病院問題でマスコミと懇談 ポーアイ移転は見直しを 会員アンケート結果を紹介

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マスコミからも質問が多数出された

 協会は10月19日、協会会議室でマスコミとの医療問題懇談会を開催し、県立こども病院移転問題についての会員アンケート結果などを紹介した。
 参加したのは読売新聞社、朝日放送、兵庫民報の3社。協会からは池内春樹理事長、武村義人・加藤擁一・川西敏雄・吉岡巌各副理事長が出席。川西副理事長が司会進行を行い、池内理事長が県立こども病院移転問題の概略を報告した。
 参加した記者からは、「なぜ県はポートアイランドに移転させるのか」「神戸市の要請によるものなのか」「移転に反対する理由は何か」「実際に中央市民病院とうまく連携できるのか」などの質問が出され、協会側から丁寧に回答した。
 吉岡副理事長は産婦人科医としての自身の経験をもとに、こども病院のポートアイランド移転に懸念を表明。想定外の災害が起こった場合、新生児の移動はたやすいことではないなどとし、「こども病院はどんなことがあっても安全な場所にあるべき」と強調した。
 最後に、医療問題は県民の関心の高いテーマであり、今後も医療問題懇談会を開催していきたいとして懇談会を終えた。

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