2011年11月15日(1671号) ピックアップニュース
障害者の夢乗せて- 「ひまわり号」が山城多賀へ
みかん畑で仲良く昼食
「列車に乗って旅をしたい」-障害者の切実な願いを乗せて、10月30日、25回目となる「ひまわり号」が京都・山城多賀へ走った。
障害者と家族122人、介助ボランティア82人が集まり、協会からは大西和雄評議員(実行委員長)や事務局など5人が参加した。
JR山城多賀駅から20分ほど歩き、フルーツライン「みかん狩り」へ。班ごとに袋がいっぱいになるまで、みかんの収穫を楽しんだ。みかんの木の下でお弁当を食べながら、もぎたての甘酸っぱいみかんを味わった。
電車内では、自己紹介や班旗作成、ゲームなどで交流を深めた。
車内には車椅子用のトイレが設置されていないため、各車両ごとにスペースを作り、用意した持ち運びトイレをボランティア参加者で設置した。
協会は1984年から同実行委員会に参加している。本紙10月15日号で呼びかけた募金は協会会員から7万5千円が寄せられた。