兵庫県保険医協会

　協会は6月4日、野田内閣の関西電力大飯原発3・4号機の再稼働に向けた動きに対し、緊急抗議声明を表明した。
　協会は4月12日にも同趣旨の声明を発表していたが、関西広域連合が5月31日、「暫定的」とする政府の言質を受け入れ、再稼働を事実上容認したとの報道を受け、改めて声明を表明することを決めた。
　福島第一原発事故原因の究明・検証がすすんでおらず、民主的な規制機関もできていないなかの再稼働は新たな「安全神話」を生み出すものとし、容認に転じた関西広域連合の姿勢は、国民を裏切るものなどと批判している。