兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2012年8月25日(1695号) ピックアップニュース

こども病院ポーアイ移転 「連絡会」準備会が発足 請願署名にご協力を

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ポーアイ移転の問題を訴える辻理事

 県立こども病院をポートアイランドに移転させる兵庫県の計画に対し、反対の世論が広がっている。8月4日には、移転計画を撤回させ、周産期医療の拡充を求める取り組みを共同で進めようと、協会をはじめ、障害者団体や患者会関係者、兵庫県民医連などが参加し「連絡会」準備会を結成。
 兵庫県学校厚生会館で行われた準備会には、関係団体から30人が参加した。
 協会からは呼びかけ人の一人である辻一城理事が出席。救急で患者を送った自身の経験も紹介して、現在地で果たしているこども病院の大切さを指摘し、「連絡会」事務局を保険医協会に置くことにしたなど、運動を支えていきたいと発言した。
 呼びかけ人を代表して兵庫障害者連絡協議会会長の柳田洋氏があいさつし、「ポーアイ移転計画を撤回させるため、共同で運動を」と呼びかけた。
 準備会事務局長として、兵庫県社会保障推進協議会の中川和彦氏が、今後の取り組み方針案を提案。県民に移転問題を広く知らせるシンポジウムの開催、県知事あての請願署名の実施などが確認された。
 協会では、すでに池内春樹理事長をはじめ、吉岡巌副理事長、辻一城・森下順彦両理事が連絡会の呼びかけ人となっており、さらに地域社保協会長として、加藤擁一副理事長、宮武博明理事も呼びかけ人に参加する予定。
 今後、「連絡会」への参加を幅広く呼びかけ、請願署名に取り組むことにしている。署名用紙は、月刊保団連9月号に同封して送付するので、ぜひ活用いただきたい。

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