2013年2月15日(1710号) ピックアップニュース
いよいよ 「休業保障制度」の募集再開 資料請求・問い合わせ相次ぐ 森保団連共済部長招き説明会を開催
加入希望者ら50人が真剣に聞き入った
病気やケガで休業した際の備えとなる「休業保障制度」(休保)は、2005年の改悪保険業法の成立以来募集を停止していた。再開を求める協会などのねばり強い運動により、7年ぶりに加入受付を再開する。
説明会は、募集開始前に関心のある会員に制度概要を紹介する機会として開催された。池内春樹理事長が開会あいさつに立ち、休保の募集再開を実現する先頭に立ってきた森先生に感謝を述べ、参加者に休保への加入を訴えた。
はじめに森先生は、加入を検討している参加者に向け、休保の特徴を分かりやすく解説。保険会社に休保の代替商品の提示を受けた経験にも触れ、非営利助け合いの共済である休保の優位性を述べた。
また、休保加入者に向けては、休保継続のために、運動で勝ち取った再改定保険業法に則り、金融庁と交渉を繰り返して制度の認可に至った経緯を述べた。金融庁の指導に従い、制度の一部見直しを行った上、保団連が新設した社団法人に8月1日付けで包括移転させることや、諸手続の窓口は従来通り協会が行うことを解説。今回の改定に対する理解を求めた。
「休業保障制度」の新パンフレット