兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2013年3月15日(1713号) ピックアップニュース

協会が元町駅前で街頭宣伝 〝窓口の負担 軽くして〟 白衣での訴えに署名相次ぐ

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(上)武村義人副理事長(左端)らの呼びかけに次々署名が集まった
(下)訴える吉岡正雄副理事長(左)、白岩一心理事(右)

 お金の心配なく安心して医療が受けたい――。協会は3月9日、神戸・元町駅前で街頭宣伝を実施。協会役員が白衣姿で駅前に立ち、患者窓口負担の大幅軽減を求める署名など四つの署名への協力を呼びかけ、30分で78筆の署名が寄せられた。
 多数の乗客が行き来する駅前で、役員が交代でマイクを握り、「他の先進国では、窓口負担は無料や定額がほとんど。日本は高すぎる」「保険で安心して医療が受けられるようすべきだ」「財源を生活が苦しい国民に負担させる消費税増税はおかしい」などと通行人に語りかけ、署名への協力を求めた。
 訴えを聞いた市民からは、「医院にかかっているが、払うお金が本当に高い」「消費税が上がるとさらに大変。署名しないと」「先生本人が来て訴えているなんて、すごい取り組み」などの声が聞かれ、次々に署名が集まった。また、「負担は軽くなってほしいけど、やっぱり財政が大丈夫なのか心配」と不安を訴える人もおり、「支払う能力のある大企業やお金持ちに税を負担してもらうべき」などと役員がていねいに説明した。
 今回、取り組んだのは、「患者窓口負担の大幅軽減を求める署名」「消費税増税の中止を求める請願」「ただちに『原発ゼロ』を求める署名」「こども病院のポートアイランド移転計画撤回等を求める署名」の四つ。
 協会は今月23日にも街頭宣伝を予定している。
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