2013年10月05日(1731号) ピックアップニュース
消費税増税ストップ!! 国民集会で5000人が声上げる 会員署名700筆を政府へ
消費税増税は「絶対中止」と声を上げる参加者
集会では、住江憲勇保団連会長が、主催者を代表してあいさつ。「消費税増税と法人税減税を同時に行うことは、所得再分配を二重の意味で否定するもの」などと訴えた。
連帯のあいさつとして、主婦連合会の山根香織会長は、政府の有識者ヒアリングに対し、暮らしを守る立場で増税に断固反対であると訴えたことを紹介した。税理士の平石共子氏は、弱者ほど負担が重くなる逆進性など、消費税の悪税としての本質を知る専門家として、来年4月の増税まで反対の声を上げ続ける決意を表明した。
最後に「医療・介護・年金・生活保護が次々切り捨てられ、国民に二重の負担増が押し付けられており、『社会保障のため』という理由付けも破綻しています」などとする集会アピールを参加者全員で採択した後、銀座をパレードし、増税中止を通行人らに訴えた。
住江保団連会長(右)と加藤協会理事(右2人目)が内閣府に署名を提出した
加藤理事は、増税が実施されれば閉院せざるをえない診療所も出てくると指摘し、増税中止を強く求めた。