兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2013年10月15日(1732号) ピックアップニュース

年間1000人超、10月は会場いっぱいの94人が参加 好評の診内研 臨床の悩みにお応えします

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年間1000人を超える多くの参加者が集まる

 日常診療のレベルアップに協会の研究会へ----。最新の医学・医術の修得をめざし、協会が毎月開催している診療内容向上研究会。9月28日に協会会議室で開催した「一般臨床医のためのすぐに役立つ精神科知識」は会場いっぱいの94人が参加し、好評を博した。協会は、他にも多彩なテーマで研究会・研修会を開催している。

 9月の研究会は、多摩総合医療センター精神科の児玉知之先生が講演。「検査では異常がないのに患者が愁訴を訴える」など、一般臨床現場で出会うことが多い精神科と関わる状況について、臨床で行っている精神科の処方や対話法などをわかりやすく語った。
 診内研は、日常診療内容の研鑽・向上のため、研究会活動の柱として、保険医クラブ時代の1964年5月からほぼ毎月開催している。
 昨年度は10回開催し、のべ1067人の参加を得た。毎回、活発な質疑応答が行われ、参加者からは「明日の診療から使える内容で、大変勉強になる」「日常診療での悩みにぴったり合うテーマばかり」などの声が寄せられている。
 次回は11月に「消化管をエコーで診る」をテーマに開催を予定している。
保険請求事務講習会に130人

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八木秀満理事が講師をつとめ、請求の基礎を解説(神戸会場)

 初心者を対象として、保険請求の基礎を身につけることを目的に開催している保険請求事務講習会が、9月7・8日に神戸で、21・22日に西宮で行われ、事務スタッフら計130人が参加した。
 参加者は、2日間かけて保険診療の仕組み、窓口業務、点数の解説、薬剤料の計算を学んだ後、実務としてレセプト作成実習を行った。
 参加者からは「請求の要点がわかった」「手書きでレセプトを作成し、請求の難しさがわかった」などの感想が出されている。
 次回は、12月14・15日に神戸で開催を予定している。
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