2014年6月05日(1752号) ピックアップニュース
歯と口の大切さ 楽しく知る 市民ら123人がクイズで考える
「保険でより良い歯科医療を」連絡会 市民講座
クイズの答えを参加者同士で考えながら、
口腔の健康の大切さを学んだ
岡崎先生は口腔における健康の大切さについて参加者にクイズ形式で問いかけながら、口腔と食生活を通じ、虐待やネグレクト、非行など子どもの置かれている状況がわかるとし、「栄養素学」にとどまらない、家族が一緒に食事するという食卓の「食事学」が必要などとした。
また、「口に入る前の食育」として何を食べるかだけでなく、「口の通し方の食育」として「よく噛む」ことが大事とした。
参加者からは、「『噛むこと』の効果に殺菌作用もあることを初めて知った」「義歯でも噛むことが大切であるとよく分かった」などの感想が寄せられた。
歯の健康相談に応える川村雅之(左)、
加藤擁一両副理事長(右)
終了後には、希望者に歯の健康相談を開催した。