2014年11月05日(1766号) ピックアップニュース
第23回日常診療経験交流会 多職種交流で日常診療のレベルアップ
日ごろの診療の工夫が報告され、
聞き入る参加者
医科・歯科・薬科交流企画では
8人から多様な話題提供
200人超が参加
分科会では、2会場にわかれ、「最近の透析療法は?」「スマートデバイスの活用」「在宅での残薬処理と服薬管理」「緩和ケアにおける心理的評価の重要性」「両眼開放オートレフ普及が弱視児童を激減させる」など、20医療機関・事業所が、それぞれの診療における気づきや工夫を発表し、診療科を越えて、活発な質疑が交わされた。恒例の医科・歯科・薬科交流企画は、「医科・歯科・薬科連携の新たなステージ〜日常診療にすぐ役立つはなし〜」をテーマとした。医科からは、「女性学入門その一」「高血圧症、糖尿病、高脂血症のガイドラインを見直す/日本人間ドック学会が投げかけたもの」「ロコモティブシンドローム」、歯科から「低コストでできる感染対策」「親知らずの抜歯時期について・考」、薬科から「一般用医薬品と医療用医薬品」「オリジナル〝ブック型お薬カレンダー〟の活用」「危険ドラッグは何故危険か」の8題の話題提供がされ、会場からは「妊娠中の抜歯時期は」「ブック型お薬カレンダーの市販予定は」など、質問が次々と出され、講師が回答した。
ほかに、CPR講習会や、会員の絵画・写真・陶芸作品などが出品されたあなたとわたしの展示会、ポスターセッション、医院新聞展示が並行して開催され、好評を得た。また、会場では「ストップ患者負担増」署名への協力が呼びかけられ、84筆が集まった。
(11月25日号に参加記を掲載予定)