兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2015年5月15日(1782号) ピックアップニュース

青森県知事選挙
大竹 進青森協会元会長が立候補予定
支援募金にご協力を

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【おおたけ すすむ】
1951年北海道本別町生まれの64歳。76年弘前大学医学部卒。98年大竹整形外科開業。現在、青森県臨床整形外科医会県代表、青森県社会保障推進協議会会長、なみおかSSC理事長、青森県保険医協会顧問、「なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク」共同代表

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阿部衆院議員・小池参院議員・垣田京都協会理事長をゲストに400人が参加

 5月21日告示、6月7日投開票で行われる青森県知事選挙に、青森県保険医協会元会長の大竹進氏が立候補を予定している。兵庫県保険医協会理事会は、「大竹進を支援する全国医療者の会」からの要請を受けて政策を検討した結果、憲法が生きる県政、医療福祉の充実、反原発など協会の方針とも合致することを確認。知事選挙での大竹氏らの取り組みを紹介し、募金を呼びかけることにした。
 青森県は、六ヶ所村核燃料サイクル施設を抱えており、同施設は東日本大震災の際にも地震・津波によって外部電源を喪失し、冷却装置が働かなければ、未曾有の放射能汚染を起こしていた可能性があった。大竹氏は「核燃マネーに依存せず、県民の手で青森県を再生させる」「核燃料サイクル施設の稼働は認めない」などの政策をかかげている。
 大竹氏を支援される方は、支援募金にぜひご協力いただきたい。
医療・介護・福祉を語る会に400人
憲法が生きる県政と県民生活を
 「大竹進を支援する全国医療者の会」は5月9日、「大竹すすむと医療・介護・福祉を語る会」を青森市内で開催し、会場あふれる400人が参加した。ゲストに阿部知子衆院議員(民主)、小池晃参議院議員(共産)、垣田さち子京都協会理事長が出席。各氏は大竹氏の整形外科医としての実績や、筋ジストロフィー患者との関わり、診療報酬改定でのリハビリ制限に対する運動などを語り、国保の県単位化などで、大竹氏が知事になることは大きな意義があると指摘した。
 兵庫協会からは加藤擁一副理事長が参加し激励した。加藤副理事長は、「現知事がかかげている創造的復興のルーツは、阪神・淡路大震災にある」として、ゼネコン主体の復興の陰で被災者の生活再建が取り残され、今も苦しんでいるなどと報告した。
 大竹氏は「原発政策を最大争点としつつ、医療・介護・福祉の充実で青森県を元気にする」などとして、中学生までの患者窓口負担無料化や国保保険料の見直しなどを行い、憲法を県政と県民生活に活かすなどとした。
※支援募金 進め!ドクター大竹の会:代表・品川信良
 青森銀行浪岡支店/普通3031458
 郵便振替口座/02260-9−115810

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