2015年6月15日(1785号) ピックアップニュース
〝歯は命〟6・4国会内集会に460人
歯科医療費の総枠拡大を求める
会場いっぱいの460人が参加し、実行委員長の雨松氏があいさつを行った
山田(1.右2人目)・井坂(2.中央)・堀内(3.左5人目)・伊東(4.左)各衆院議員、山下(5.中央)参院議員に要請を行った。協会から吉岡(1.右端)・加藤(1.左端)両副理事長、加藤(3.右端)・鈴田(4.右)両理事、足立(1.左2人目)・坂口(2.左端)・谷端(2.右端)・冨澤(2.左2人目)各評議員、雨松真希人(3.右4人目)・小越由夫(3.左2人目)・斎藤宣明(3.右2人目)各歯科技工士らが参加した
集会は40人以上の衆参国会議員(秘書含む)が出席し、日本歯科医師会、日本衛生士会をはじめ139団体・個人の賛同を得るなど、かつてない規模で開催された。
また、(1)窓口負担の大幅軽減、(2)保険範囲の拡大、(3)歯科技工技術料の大幅引き上げ、(4)歯科技工士と歯科衛生士の地位向上と待遇改善、(5)国・自治体・企業の責任による歯科健診の充実、(6)医療予算の大幅増額で歯科診療報酬の引き上げを求めるアピール案が採択された。
国会議員への陳情では、山田賢司(兵庫7区・自民)・井坂信彦(兵庫1区・維新)・堀内照文(比例近畿・共産)・伊東信久(比例近畿・維新)各衆院議員、山下芳生(比例・共産)参院議員と面談し、要請書を手渡した。
集会後、厚生労働省と経済産業省への要請が行われ、厚労省要請には吉岡副理事長、兵庫連絡会世話人の雨松真希人氏ら兵庫県の歯科技工士が出席。歯科医療費の総枠拡大などとあわせ、長時間低賃金で高い離職率の歯科技工士の窮状を改善するために、(1)歯科技工士の労働実態調査を進めること(2)委託歯科技工にかかわる取引ルールを確立すること(3)歯科技工士の研修・育成のための補助金制度の確立を要請し、担当者と意見交換をはかった。
集会は、保団連、「保険で良い歯科を」全国連絡会などが実行委員会形式で呼びかけたもの。実行委員長は兵庫連絡会世話人の雨松氏が務めた。