兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2016年4月15日(1811号) ピックアップニュース

「2015年受診実態調査」結果
治療中断「あった」5割 受診抑制さらに強まる

「2015年受診実態調査」結果 <br/>治療中断「あった」5割 受診抑制さらに強まる 協会はこのほど「2015年受診実態調査」結果をまとめ、報道関係に公開した。「経済的理由による治療中断があった」との回答はほぼ5割で、前回2010年の4割から約10ポイント増え、受診抑制がさらに深刻になっていることが明らかになった。小児科では、逆に治療中断は「なかった」が7割を超え、中学3年生まで無料など子ども医療費助成制度の広がりが、受診抑制の緩和に大きく役立っていることがうきぼりになった。 ...続き(2016/4/15)

インタビュー(2) 診療報酬改定 −入院から在宅へ?−
在宅点数の複雑化で混乱

インタビュー(2) 診療報酬改定 −入院から在宅へ?−<br/>在宅点数の複雑化で混乱  −今回の改定は、数字上は医科で0.56%のプラス改定と言われていますが実感はどうでしょう。  プラス改定とはとても思えません。全般的に処置に関する点数は少し引き上げられましたが、検査に関する点数は引き下げられており、実際にはかなりのマイナスになると思います。 ...続き(2016/4/15)

解説 新たな患者負担増 Ⅲ
エーッ 75歳以上の窓口負担が2割に

解説 新たな患者負担増 Ⅲ  <br/>エーッ 75歳以上の窓口負担が2割に  財務省が取りまとめた「平成28年度予算の編成等に関する建議」では、医療費窓口負担について「75歳以上についても2割負担を原則とする見直しを医療・介護ともに行うべきである」、「2020年度までのできるだけ早い時期に具体化の方策を取りまとめる」とされた。 ...続き(2016/4/15)

第89回評議員会特別講演 プレインタビュー(3)
政府の「情報操作」打ち破る

第89回評議員会特別講演 プレインタビュー(3)<br/>政府の「情報操作」打ち破る 5月15日に開かれる協会第89回評議員会(1面に案内)で講演する本田宏先生へ行ったインタビュー。全3回の最終回を掲載する。 ...続き(2016/4/15)

第32回地域医療を考える懇談会を篠山市で開催
小児科医不足で疲弊する小児救急

第32回地域医療を考える懇談会を篠山市で開催 <br/>小児科医不足で疲弊する小児救急 北摂・丹波支部は地域医療部と共催で、2月28日、第32回地域医療を考える懇談会「神戸市北部、丹波・篠山・三田市における子ども医療の現状と今後の課題」をユニトピアささやまで開催し、地域の公的病院・大学病院等勤務医を含め37人が参加した。地域内で小児救急に対応できず、六甲山を越えて中央区の神戸こども初期急病センターまで受診している実態が明らかになった。懇談会の概要と森岡芳雄副理事長、岡部桂一郎監事の参加記を掲載する。 ...続き(2016/4/15)

燭心

4月、新年度を迎えた。桜の時期もあっという間に過ぎ、これから紫陽花まで、次々とさまざまな花が咲き誇る。ところで、なぜか日本人は桜・ソメイヨシノに夢中になる傾向が強い。一気にこれでもかと〝ドヤ顔〟されると何か気恥ずかしさも感じる ...続き(2016/4/15)
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