2016年6月05日(1815号) ピックアップニュース
「ストップ!患者負担増」署名 5・19国会要請行動
1万筆超を提出
堀内・松本両議員が紹介議員に
堀内(1.右2人目)・松本(2.右)両議員らに署名を提出する(1.左から)武村義人副理事長、住江憲勇保団連会長、宇佐美宏保団連歯科代表。武村副理事長が井坂(3.右)・大門(4.右)・山下(5.右)各議員に要請を行った
堀内・松本両議員のほか、井坂信彦衆議院議員(民進)、大門実紀史・山下芳生両参議院議員(共産)が面談に応じた。
武村副理事長は「今でさえお金がなく、ギリギリの生活を強いられている患者さんも多い。さらなる負担増は耐えられない」として、計画の中止と署名の引き受けを訴えた。
また、熊本地震被災者への医療・介護の確保に関して「被災者の医療費一部負担金・保険料免除を」「地域の中のインフラを整えていく必要があり、生活再建に向けた援助を」などの要請を行った。
堀内議員は署名の紹介議員を引き受けるとともに、熊本地震について「5月25日の災害特別委員会での質問の際、要請の内容を参考にしたい」とした。
松本議員は「今の3割負担は患者さんにとって重すぎる。将来的には2割負担を求めていきたい」とし、署名の紹介議員を引き受けた。
井坂議員は、署名の紹介議員は検討したいとし、「民進党は社会保障の充実が経済成長につながるという考えであり、大まかには協会と同じ考えだ。厚生労働委員として、今後もがんばっていきたい」と決意表明した。
大門議員は「現在でも窓口負担が重いという声を聞いている」とし、山下議員は、「共産党は患者負担増に反対であり、保険医協会と立場は同じ」などと述べ、厚労省の姿勢を批判した。