兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2016年7月25日(1820号) ピックアップニュース

兵庫県が地域医療構想案を発表 2025年に662床「過剰」
協会 パブコメで問題点を指摘

兵庫県は6月末、2025年に県全体で662床が過剰になり、1万床以上の病床の機能を転換する必要があるなどとする「地域医療構想」案を発表した。協会は6月30日〜7月22日まで行われていたパブリックコメントに意見を提出し、地域住民の医療ニーズをくみ取り、計画を策定すべきなどと指摘した。提出した意見から、地域医療構想案の問題点を解説する。 ...続き(2016/7/25)

談話 参議院選挙結果を受けて
医療改悪計画の実現阻止を  政策部長  加藤 擁一

7月10日投開票された参議院選挙の結果、自民・公明与党は11議席増やし、非改選議席と合わせ安定多数を確保した。改憲に前向きなおおさか維新や日本のこころ、一部の無所属議員を加えると参院全議席の3分の2を上回った。「改憲議席を確保」と報道されたが、後述のように「改憲」は国民の信を得たものでない。慎重な政権運営を求める。 ...続き(2016/7/25)

主張 福島第一原発事故で問われるもの
脱原発・再生可能エネルギーへシフトを

福島第一原発事故から5年が経過した。放射能汚染により、ヒトが数百年にわたり、住めない・住まない方がいい大地ができてしまった。あまり報道されていないが、今なお、汚染水だけでなく、土壌に降り積もった汚染物質も雨水などにより拡散し、河川から海洋へと流出している。 ...続き(2016/7/25)

燭心

先日、わが家の飼い猫が死んだ。震災の次の年にやって来たので、ちょうど20歳だった。花も恥じらう乙女、と言いたいところだが、ヒト年齢に換算すると100歳、大往生である。猫といえどもこれだけ一緒に暮らしていると、実の娘を亡くしたようでしばらく悲しみに堪えない ...続き(2016/7/25)
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