兵庫県保険医協会

会員ページ 文字サイズ

兵庫保険医新聞

2017年7月25日(1852号) ピックアップニュース

九州北部豪雨災害
被災地協会を激励訪問 災害対策で経験を交流

1852_05.jpg

(1)福岡県朝倉市・東峰村の被害状況を説明する月俣博通先生(左端)
(2)福岡医科協会・歯科協会と懇談
(3)大分協会と懇談

 7月初旬に発生した九州北部豪雨災害に対して、協会は7月8日の理事会で被災地への役員・事務局派遣などの協力方針を確認。これを受けて7月15〜16日にかけて武村義人副理事長と事務局員4人が現地を訪問し、福岡協会・福岡歯科協会・大分協会を見舞うと共に、被災状況や阪神・淡路大震災の経験などを交流した。
 15日に訪問した福岡協会・福岡歯科協会では、医科協会の鷺坂英俊会長・勝野正宏事務局長、歯科協会の杉山正隆副会長・岡崎誠事務局長が応対。被害の大きかった朝倉市・東峰村等の、確認中の会員医療機関の状況や、山林が崩れ流木と泥水が農地を埋め尽くした甚大な被害などが報告された。
 16日に訪問した大分協会では、松山家久会長、賀来進副会長、野田道博・河村哲夫理事、帆足太一事務局長が応対。日田市の医療機関の被害状況が報告され、阪神・淡路大震災の経験を今回の災害にてらしあわせて課題整理を行うとともに、国の災害政策の問題点などについて懇談を行った。
 また、最大の被害を受けた朝倉市・東峰村への訪問では、現地で開業している福岡歯科協会・月俣博通先生が被災現場を案内。生業が破壊される甚大な被害に対して、住民の立場に立った復興の取り組みが必要になるとの認識を共有した。
バックナンバー 兵庫保険医新聞PDF 購読ご希望の方