2018年11月15日(1894号) ピックアップニュース
県議会が意見書採択し国に提出
「歯科保健医療の充実求める」
意見書採択は、協会が県会議員に「保険で良い歯科医療を求める」請願署名を陳情する中で実現する運びとなった。協会が陳情した樫野孝人県議(無所属)の紹介で、住吉寛紀県議が請願の趣旨に賛同し、所属会派の日本維新の会として意見書を作成して提案。全会派17人の県議の共同提案として本会議に提出され、採択となった。
意見書では、歯や口腔の機能が全身の健康、介護・療養上の改善に大きな役割を果たすことが実証されているとし、国に対して、「国民全員が歯科健診を受けるように啓発活動に取り組むとともに、安全に普及している歯科医療技術・材料に対する保険適用の拡大など、国民がより良い歯科医療を受けられるための措置を推進されるよう強く要望する」としている。
意見書の採択を受けて、10月29日には、足立了平副理事長が県議会を訪問し、樫野・住吉両議員に採択のお礼を述べた。
そして、12月県議会に向けて、75歳以上の医療費窓口負担の原則2割化をしないよう協会が国に求める運動の一環として、同趣旨の意見書を採択するよう要請を行った。
県がホームページに公開した意見書全文