2019年4月15日(1907号) ピックアップニュース
3・28国会要請行動
窓口負担増・消費税増税反対国会議員へ訴える
清水・大門両参議院議員と面談
清水議員は「患者窓口負担の問題は今後、議論が必要となってくる。要請書に目を通させていただき、医療政策を勉強させていただく」とした。大門議員は「アベノミクスで景気は良くなっていない。消費税についての見解の相違はわきにおいて、10月の10%への増税だけはやめさせることで野党は一致できている。統一地方選挙や、夏の参議院議員選挙で自民党・公明党が負けることが、消費税増税ストップにつながる」と語った。
国会内懇談会
医師・歯科医師の現場の声を国に届ける
保団連は、国会内で「社会保障の充実求めて−医師・歯科医師の現場の声を聞いてください」国会内懇談会を開催し、全国の医師・歯科医師、立憲民主党・国民民主党・日本共産党の国会議員、マスコミら100人が参加し、意見交換を行った。住江憲勇保団連会長はあいさつで「今でも経済的理由で治療を中断したり、検査を断ったりする患者さんがいる。誰もがお金の心配なく医療機関に受診できるよう、医療制度を改善することが緊急に求められている。社会保障改悪反対の世論を広げ、参院選後の改悪法案提出を阻止しよう」と呼びかけた。
兵庫協会から森岡先生がフロア発言を行い「日本では有効なワクチン接種が有料となっており、接種が進んでいない現状がある。打つ必要があるワクチンは、全員が接種できるよう、窓口負担の無料化が必要だ」と訴えた。
参加した吉良佳子参議院議員(共産)は「私の子どももよく病気をするが、ワクチン接種によって重症化しなかった。必要なワクチンは無料とするのは当然だ。国は、予算が足りないからと社会保障の充実をしてこなかったが、予算を付けさせることが政治の仕事。税制の見直しによる社会保障の充実を積極的に訴えていきたい」と応えた。