兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2019年10月05日(1922号) ピックアップニュース

「ヒバクシャ国際署名」さらなるご協力のお願い
県知事らの顔写真入り署名用紙ができました
反核・平和運動部長  近重 民雄

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今号同封の新たな署名用紙

 協会は保団連の提起を受けて「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶署名」(「ヒバクシャ国際署名」)に取り組んでいます。このたび、県内の被爆者団体「兵庫県原爆被害者団体協議会」から同趣旨の新たな署名への協力依頼を受けました。
 新たな署名用紙は、署名協力した兵庫県知事をはじめ県内の首長18人の顔写真を並べ、県内15地域の被爆者団体が訴えるものです。本署名推進のつどいも10月24日に開催されます。
 「ヒバクシャ国際署名」は2016年4月に広島・長崎の被爆者により始められました。「核兵器廃絶を願い、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことをすべての国に求める」という被爆者の訴えに、賛同の署名を求めるものです。これまでも保団連・協会はこの署名に協力し、署名を国連本部に提出しました。
 こうした国際世論により一昨年7月には122カ国の賛成のもと核兵器禁止条約が成立しました。現在、日本政府はこの条約への参加を拒否していますが、唯一の戦争被爆国として、被爆の実相を世界に広く発信し、核廃絶に向けて国際的なイニシアティブをとるべきです。保団連・協会は、日本をこの条約に参加させるためにも、さらに「ヒバクシャ国際署名」の取り組みを加速させます。
 今号に署名用紙を同封しております。すでに取り組みいただいている先生方も多数おられるとは存じますが、何卒、いっそうのご協力をお願いいたします。また、これまでお取り組みいただけていなかった先生もぜひ、ご協力をお願いいたします。
※署名用紙の追加注文は、電話078-393−1807協会事務局まで




企画紹介
ヒバクシャ国際署名推進のつどい
被曝75年・2020年を核兵器廃絶への転機の年に
日 時 10月24日(木)14時〜
会 場 神戸市勤労会館2階多目的ホール
第1部 「ヒバクシャ国際署名」
キャンペーンリーダー 林田光弘さんのお話
「2020年に向けたヒバクシャ国際署名の役割」
第2部 署名運動をさらに広げるために経験や、意見を交流しよう
主 催 兵庫県原爆被害者団体協議会
  林田光弘さん...1992年長崎県生まれの被爆3世。高校2年生の時、核兵器廃絶を求める署名を国連に届ける「高校生平和大使」を務める。2015年、安保法制反対を訴える学生団体「SEALDs(シールズ)」の創設に関わる。2016年、日本被団協の田中煕巳前事務局長の依頼を受け、「ヒバクシャ国際署名」の事務局キャンペーンリーダーに就任。
つどいへの参加
申し込み
電話078-393−1807 協会事務局まで
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