兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2021年10月25日(1988号) ピックアップニュース

いのちまもる 医療・社会保障を立て直せ10・14総行動
診療報酬大幅引き上げ実現しよう

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壇上で全国の医師・歯科医師らが国民皆保険制度拡充をアピール

 全国保険医団体連合会(保団連)も実行委員会に参加する「#いのちまもる 医療・社会保障を立て直せ10・14総行動」が、10月14日、東京の日比谷野外音楽堂で開かれ、全国から医療関係者らが参加した。全国の協会・医会からは111人が、兵庫協会からは、川西敏雄・白岩一心両副理事長ら4人が参加し、社会保障の拡充と患者窓口負担の引き下げを訴えた。

 10・14総行動ではオンラインによる同時配信も行われ、全国500カ所以上で同時視聴された。集会には、日本医師会長・日本歯科医師会長ら、全国の25医師会・歯科医師会からメッセージが寄せられた。県内では、芦屋市・伊丹市両医師会長から、メッセージが寄せられた。
 国民集会では、医師や歯科医師、保健師、看護師、介護士などがリレートークを実施。川西・白岩両先生ら、全国から集まった医師・歯科医師がステージで、診療報酬の大幅引き上げなどをアピールした。
 保団連の森元主税副会長が医師・歯科医師を代表して発言。経済的困難を理由に受診抑制が起きている実態を告発した上で、75歳以上の窓口負担2割化や病床削減の中止を訴えた。
 また、閉会あいさつに立った住江憲勇保団連会長は「岸田政権は『新自由主義からの転換』などを謳っているが、この間の社会保障費抑制政策を抜本的に転換しなければ、国民受けを狙ったパフォーマンスと言わざるを得ない。総選挙で憲法に則り、国民生活を守る政治を実現しよう」と訴えた。集会の最後には、医療・介護・福祉の拡充などを求める「集会アピール」を、「いのちまもる」のタオルを掲げて採択した。

1988_18.jpg 集会の模様は、
https://www.youtube.com/watch?v=b8XVozVFgvMから視聴可能
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