2022年3月15日(2000号) ピックアップニュース
本紙1963年創刊から59年
保険医新聞2000号迎える
医師・歯科医師にもっと親しまれる新聞に--。兵庫保険医新聞は、1963年の創刊([1])以来、今号で2000号を迎えた。1991年の1000号以降を中心に、保険医新聞の歩みを当時の紙面で振り返る。
1995年には阪神・淡路大震災が発生([2])。協会は医療機関の被災状況を把握するとともに、被災者の生活再建を求める運動に継続して取り組んだ。1997年には健保本人が2割に引き上げられ([3])、小泉内閣では、構造改革の名の下で医療費の削減が行われた。協会は渉外団体とも協力し、患者負担増と診療報酬引き下げに反対する声を政府に伝えた([4])。2004年8月5日号より特集号をカラー化した([5])。2005年には九条の会・兵庫県医師の会のインタビューの連載にも取り組み([6])、2019年には協会設立50周年を迎え、紙面で記念総会の模様などを報じた([7])。
談話
兵庫保険医新聞は1963年の創刊以来、今号で2000号を迎えることができました。今日に至るまで発行を続けてこられましたことは、会員諸先生、役員の先生方のおかげです。改めてお礼申し上げます。
本紙は、日常診療に関する医学的な情報提供にとどまらず、政府の医療改悪に対抗する協会の取り組みや、国民の暮らしを守る反核平和・公害対策を求める運動、診療報酬算定に関する情報提供、審査・指導対策、医科・歯科連携の取り組み、共済制度のご案内など、幅広い情報を発信してきました。また、会員の先生方からの投稿も恒常的に募集して、会員同士が情報を提供し合える場としてきました。
文化面では、「映画案内」「ちょっといい店」「ほっこり湯宿旅」「芸術紹介」「ホイホイ漫画」を定期的に掲載し、読者の息抜きとなる情報を提供してまいりました。
2004年の消夏特集号から、紙面の一部カラー化を行い、以後年3回の特集号に加え、9月25日付を秋のカラー号として発行し、見やすい紙面づくりを作成してまいりました。2018年には、会員の先生方からのご要望に応え、35年ぶりに文字を一回り大きくいたしました。同時に、お伝えする情報量が少なくならないよう、用紙も大きなものに変更いたしました。
2000号を機に、改めて、会員の手で作り、会員の顔が見える新聞に、また協会活動の推進力となる紙面づくりに努めます。月3回の発行回数は全国の保険医新聞の中でも多く、その内容も群を抜いて充実していると自負しております。これもひとえに会員の先生方の投稿やイベント記事、インタビューなどのご協力、加えて有能な事務局の皆さんのサポートがあっての成果と感謝しております。さらに3000号をめざし、会員諸先生のご期待に応えられるよう、努めてまいりたいと存じます。
今後ともご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
1995年には阪神・淡路大震災が発生([2])。協会は医療機関の被災状況を把握するとともに、被災者の生活再建を求める運動に継続して取り組んだ。1997年には健保本人が2割に引き上げられ([3])、小泉内閣では、構造改革の名の下で医療費の削減が行われた。協会は渉外団体とも協力し、患者負担増と診療報酬引き下げに反対する声を政府に伝えた([4])。2004年8月5日号より特集号をカラー化した([5])。2005年には九条の会・兵庫県医師の会のインタビューの連載にも取り組み([6])、2019年には協会設立50周年を迎え、紙面で記念総会の模様などを報じた([7])。
談話
2000号にあたって
親しまれる紙面づくりに努めてまいります
新聞部長 足立 了平
兵庫保険医新聞は1963年の創刊以来、今号で2000号を迎えることができました。今日に至るまで発行を続けてこられましたことは、会員諸先生、役員の先生方のおかげです。改めてお礼申し上げます。本紙は、日常診療に関する医学的な情報提供にとどまらず、政府の医療改悪に対抗する協会の取り組みや、国民の暮らしを守る反核平和・公害対策を求める運動、診療報酬算定に関する情報提供、審査・指導対策、医科・歯科連携の取り組み、共済制度のご案内など、幅広い情報を発信してきました。また、会員の先生方からの投稿も恒常的に募集して、会員同士が情報を提供し合える場としてきました。
文化面では、「映画案内」「ちょっといい店」「ほっこり湯宿旅」「芸術紹介」「ホイホイ漫画」を定期的に掲載し、読者の息抜きとなる情報を提供してまいりました。
2004年の消夏特集号から、紙面の一部カラー化を行い、以後年3回の特集号に加え、9月25日付を秋のカラー号として発行し、見やすい紙面づくりを作成してまいりました。2018年には、会員の先生方からのご要望に応え、35年ぶりに文字を一回り大きくいたしました。同時に、お伝えする情報量が少なくならないよう、用紙も大きなものに変更いたしました。
2000号を機に、改めて、会員の手で作り、会員の顔が見える新聞に、また協会活動の推進力となる紙面づくりに努めます。月3回の発行回数は全国の保険医新聞の中でも多く、その内容も群を抜いて充実していると自負しております。これもひとえに会員の先生方の投稿やイベント記事、インタビューなどのご協力、加えて有能な事務局の皆さんのサポートがあっての成果と感謝しております。さらに3000号をめざし、会員諸先生のご期待に応えられるよう、努めてまいりたいと存じます。
今後ともご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
[1]1963年8月12日付
[2]1995年1月25日号
[3]1997年6月25日号
[4]2002年3月15日号
[5]2004年8月5日号
[6]2005年3月15日号
[7]2019年6月25日号