兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2022年7月25日(2012号) ピックアップニュース

2022年国民平和大行進
核兵器禁止条約を力に広島へ向けて行進

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県庁前で核廃絶を訴える武村先生(左から2人目)と川西先生(左から3人目)

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明石市内を練り歩く樫林先生

 日本全国から広島へ、核兵器のない世界を訴えて歩く「国民平和大行進」。65回目を迎えた今年は、7月4日から16日にかけて兵庫県内を行進した。協会が活動に協力する兵庫県反核医師の会の呼びかけに応じ、武村義人、川西敏雄両副理事長、樫林義雄理事が参加した。
 東神戸遊園地の集会では、武村副理事長がマイクを握り、「ウクライナ戦争で軍事力拡大や核共有など勇ましいことを主張する勢力がいるが、軍事力に軍事力で対抗しても平和は訪れない。今こそ核廃絶を広く訴えかけることが大切だ」と訴えた。
 今年の国民平和大行進は、新型コロナウイルス感染症第7波が急拡大する中での開催となったが、スタンディングや宣伝カーでのアピールなどを併用し、部分的に行進を行った。平和行進は、日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求め、地方議会に「日本政府に核兵器禁止条約への参加・署名・批准を求める意見書決議」採択を要請する活動を重視している。意見書はすでに全国で全自治体の4割弱にあたる636自治体で採択されている。
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