「骨太の方針2022」で、保険証の原則廃止とともに、2023年3月末までに医療機関等にオンライン資格確認の導入を原則義務付ける方針が示されたのを受け、厚労省は8月10日、中医協総会を開催し、患者によるマイナンバーカードの健康保険証利用が進むよう、オンライン資格確認の導入の原則義務付けと、診療報酬上の加算の取り扱いについて答申。義務化については「療養担当規則等」で明記すると示した。協会はこれに対し、国民の受療権を奪うことにつながるなどとして、8月27日の第1157回理事会で抗議声明を発表するとともに、義務化撤回を求めて医師・歯科医師署名に取り組むことを決めた。
...続き(2022/9/5)