兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2022年11月15日(2022号) ピックアップニュース

第31回日常診療経験交流会を開催
経験学び合いコロナ禍の先へ
コロナ禍のなかでの工夫など20人が演題報告

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多岐にわたる診療内容の経験が交流された

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自然を撮影した写真などの展示も行われた

 コロナ禍での日常診療を学びあい、明日の診療に生かそう--。協会は10月30日、日常診療経験交流会を協会会議室で開催。昨年に引き続きZoomを用いたオンライン配信も実施した。メインテーマは「コロナ禍の医療~我々はどこへ向かうのか~」とし、会場には医師、歯科医師、薬剤師、スタッフら44人が、オンラインで30人が参加。分科会でコロナ禍での診療の工夫などの経験を発表し、質疑応答などで交流を深めた。


 今年は分科会を3会場で開催。医師・歯科医師・薬剤師・看護師ら20人が演題報告。
 内容は、「『新型コロナPCR陽性!さぁどうしよう...』在宅介護現場のリアル」「コロナ禍での超音波研修~感染を防止してハンズオンを行う~」「コロナ禍でのプライマリケアにおける呼吸器疾患管理~現状の課題と今後の展望~」「オミクロン株の6月末増加転換と12月までの予測」「ウイルス濃度による飛沫感染4分類」など、新型コロナウイルス感染症関連の報告から、「有料老人ホームの『ターミナルケア面接』に関わって」「日常診療に於いての耳鳴の治療」「口腔ケアを始めて...当院のケースレポート」など、日常診療に則した内容、また「兵庫県下の学校施設におけるアスベスト実態調査報告」など、多岐にわたる報告がなされた。
 質疑応答では、コロナ禍での日常診療から得た気づきや工夫、研究について、会場やオンラインから職種を超えて質問が出されるなど、活発に意見交換がなされた。
 また展示企画として、自然を撮影した会員の写真展示や、6月に行われた「空気の汚れ調査2022」の結果報告が行われた。
(次号以降に参加記を紹介予定)
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