2024年7月25日(2076号) ピックアップニュース
協会が運営に協力する「九条の会・兵庫県医師の会」は7月13日、講演会「『8月ジャーナリズム』と私たちの歴史認識」を開催し、日本大学法学部の米倉律教授が講演し、会員・市民ら33人(来場27人、Zoom6人)が参加した。米倉氏は、戦争被害の記憶だけを取り上げて、自然災害のように戦争を描き平和の重要性を強調するメディアの姿勢を批判し、日本が侵略や植民地支配から戦争に至ったという歴史を継承し、「専守防衛」を掲げる日本国憲法の精神を再確認すべきと訴えた。
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協会などで構成する「保険でより良い歯科医療を」兵庫連絡会は7月7日、協会会議室で市民学習会「災害時の口腔ケアが命を守る~阪神・淡路大震災から能登半島地震までの29年を振り返る」を開催した。協会副理事長でときわ病院歯科口腔外科部長の足立了平先生が講演。医科・歯科医療関係者と市民ら54人(来場31人、Zoom23人)が参加した。
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今次診療報酬改定で新設された「外来・在宅ベースアップ評価料Ⅰ」(初診6点、再診2点)について、県内の医科・歯科診療所の届出が約1割にとどまることが分かった。同評価料を6月から算定する場合の届出期限が当初の同月3日から21日まで延長されるなどしたが、多くの医療機関で届出していない実態が明らかになった。病院の届出は8割以上にのぼった。近畿厚生局ウェブサイト内の「施設基準の届出受理状況(届出受理医療機関名簿)」(2024年7月1日現在)より協会が集計した
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口腔と認知機能の関係についての研究は多い。咀嚼回数の少ない粉末飼料で育てたマウスや奥歯を抜歯したマウスの実験では学習・記憶能力の低下が認められ、歯数が19歯以下の人は20歯以上ある人と比較して認知機能低下と認知症発症のリスクが2割高いなどの報告がある。
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