兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2024年9月15日(2080号) ピックアップニュース

憲法が輝く兵庫県政をつくる会
「地域に必要な医療・介護体制充実させる」 大澤芳清理事が県知事予定候補者に

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「政治が変わらないと医療は良くならない」と立候補を決断した理由を語る大澤先生(中央)、右隣は武村義人協会副理事長

 憲法を暮らしに生かす兵庫県政の実現をめざし活動し、協会も運営に参画する「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」(憲法県政の会)は9月7日、神戸市内で会見し、次期県知事選挙の予定候補者として、県民主医療機関連合会会長・尼崎医療生協病院院長で、協会理事の大澤芳清先生を擁立することを発表した。
 大澤先生は「地域医療に従事する中、新型コロナ禍で医療・介護職員が全く足りないと実感した。また、病院の研修医の定数が削減され、県とやりとりする中、国の言いなりで、不透明な県政のあり方を変えなければと感じた」と立候補の決意を語り、地域に必要な医療・介護体制の充実、18歳まで医療費無料を政策の重点として掲げた。
 県知事選挙は任期満了の場合、来年7月実施予定だが、齋藤知事の職員へのパワハラや補助金キックバックなどの疑惑、その告発者の自死という問題を受け、県民の不信が高まり、県議会では全会派が知事の辞任を求める事態となっている。知事選挙が今秋に行われる可能性もあり、協会は今後、理事会や各支部での役員会で、県知事選挙にあたっての方針を議論することとしている。
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