2024年10月15日(2083号) ピックアップニュース
9・26「いのちまもる総行動」・国会要請
診療報酬大幅引き上げ選挙で実現を!
集会には日本医師会・歯科医師会をはじめ全国の医師会・歯科医師会からメッセージが寄せられた。県内では芦屋市医師会、伊丹市医師会、宍粟市歯科医師会からメッセージが届いた。
医療現場からの訴えでは、保団連の二村哲理事(神奈川協会)が発言。7割の医療機関でトラブルが発生していることや、マイナンバーカードの電子証明書は5年ごとに更新が必要で、更新できなければ受診できなくなる恐れがあると指摘。「いつでも・どこでも・だれでも」安心して医療を受けられる国民皆保険制度の根本を揺るがすとして、現行の保険証存続への転換を訴えた。
ゲストとしてコメディアンの松元ヒロさんがミニトークショーを行い、会場を盛り上げた。集会終了後にはパレードを行い、「保険証を残そう!」「いのちを守ろう!」など沿道からアピールをした。吉田統彦衆議院議員(立憲)、杉尾秀哉(立憲)、小池晃・伊藤岳・倉林明子(共産)、天畠大輔(れいわ)各参議院議員が参加、あいさつした。
集会前には国会要請行動を実施。宮本岳志衆議院議員(共産)が要請に応じ、「ずっと求めてきたマイナンバーカードと被保険者情報の紐づけ解除が10月から可能になったが、詳細が明らかになっていない。解除可能ということを広く市民に知らせることと合わせ、『資格確認書』を全員に発行するよう政府に求めていく」とした。