2024年11月25日(2087号) ピックアップニュース
燭心
漢字の二字熟語で音訓を混ぜて読む場合、上の字を音、下の字を訓読みで読むのと、逆に訓音の順で読むものがある。
例えば「台所」「縁組」等の読み方を「重箱読み」、「手本」「消印」等を「湯桶 読み」というのは周知のことだが、政治の世界の「ユトウ」は「ゆ党」で野 党でも与 党でもない
▼中間の五十音の〝ya〟〝yu〟〝yo〟と並ぶ「や」行のyaとyoの中間でyu党「ゆ党」となる。現在、日本語の母音の数は5個。奈良時代は8個、縄文時代はポリネシア語の如く4個であった。今でも昔の「ワ」行の「を、ヲ」「ゐ、ヰ」「ゑ、ヱ」等、名残が残っている
▼日本語は同音異義語が多い。北欧の如く「ÅÄÓÜ」等の変母音Umlautやアラビア語の如く母音は3個だけでSnake letter文字の上か下に
[َ]
[ُ]
[ْ]
の印をつけるだけの言語がある。母音数は歴史、地理的に変動する
▼衆院選挙で単独過半数はどの党もとれていない。二大党派の勢力が拮抗している場合、少数第三党によって決裁権(Casting vote)が決定する。だが、その第三党が湯桶(否)「ゆ党」と読む与党に融和的な「癒党」では困る。セコイ勝ち馬に乗るGerrymander的議員もいるだろう。「癒党」が存在すれば、国務大臣を任命する時、裏金や裏取引が起こるだろう。政治は結果である。経済は成長せず給与は上がらないのに物価だけが上昇する。政治屋の茶番劇たるよ党、ゆ党にはうんざりしている。もう一般国民にはよゆうがないのだ(鼻)