兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2024年12月15日(2089号) ピックアップニュース

秋の組織強化月間
過去最高の会員数7754人を達成  組織部長 宮武 博明

2089_04_01.jpg  協会は10・11月に「秋の組織強化月間」に取り組み、2カ月間で65人の入会を得て過去最高の会員数7754人を達成しました。新規開業医やご子弟の紹介・声かけなど、会員の先生方のご協力に心よりお礼申し上げます。
 コロナ禍以降の感染症対応や「医療DX」による経費増、診療報酬マイナス改定、物価高騰、人員不足など、医療機関経営は厳しさを増しています。そのなかで協会は月間中も、開業医の生活と権利を守り国民医療の向上をめざすという設立目的のもと、「頼りになり役に立つ、会員になって得する協会」の魅力をアピールし活動してまいりました。
 日々の診療報酬請求の問い合わせや減点・返戻相談をはじめ、10月からの長期収載品の選定療養に関する疑義への対応、新規個別指導対策や税務・労務相談など、多くの先生方やスタッフに協会をご利用いただき、喜んでいただきました。
 「グループ保険」「休業保障制度」「保険医年金」や来年1月発足の介護保険「SaSa*L(ササエル)」など、先生方のさまざまなニーズやリスクに見合うメニューを優れたコストパフォーマンスで提供する協会の共済制度・損害保険は、引き続き好評をいただいております。
 12月からの現行保険証の廃止を前に、協会は市民シンポジウムを県弁護士会と共催するなど、受療権侵害等の問題点を指摘し「保険証残せ」を訴えてきました。10月の総選挙や、協会理事の大澤芳清候補を支持・推薦した11月の県知事選挙では、「保険医の重点要求(案)」を掲げ、診療報酬不合理是正や福祉医療制度改善など、医療・社会保障の充実を訴えました。
 協会は今後も、多くの開業医・勤務医を会員に迎えられるよう努力して参ります。今後も一層のお力添えをお願い申し上げます。
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