兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2025年1月05日(2090号) ピックアップニュース

被爆80年を核廃絶の年に
「核兵器をなくす国際市民フォーラム」へご参加及び協賛金のご協力を!
反核・平和運動部長  近重 民雄

2090_01.jpg  核使用の緊迫した状態が続く一方、国連では2021年1月に核兵器禁止条約が発効し、核廃絶に向けての運動は世界中に大きく広がっています。昨年末には、核の非人道性を訴え続けてこられた被爆者の団体である日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。3月には核兵器禁止条約の第3回締約国会議も予定されています。日本政府は条約の批准や締約国会議へのオブザーバー参加からも背を向けていますが、その姿勢を変えさせ、被爆80年となる今年を核廃絶に向けての重要な年としなければなりません。
 そんな中、日本被団協の田中熙巳さんが代表理事をつとめる「核兵器をなくす日本キャンペーン」は、今年2月8~9日に、国際市民フォーラムを東京とオンラインで開催します。
 このたび、主催団体から、海外からの活動家を招く渡航費・通訳などの諸費についてのサポートとして協賛金への協力依頼がありました。
 フォーラムは、1日目に国際的な多くの活動家を招いて核廃絶への現実的道のりを探り、2日目は多様な分科会を開催し、市民の関心を高めるとのことです。
 協会も参加する近畿反核医師懇談会も、反核医師の会と共に、2日目の分科会で「Don't Bank on the Bomb(核兵器にお金を貸すな)」キャンペーンについて、話題提供を予定しています。
 長年核兵器の非人道性を訴え続けて来られた被爆者の方々に「核兵器のない世界」をお見せできるよう、多くの先生方のご参加、ならびに協賛金へのご協力をよろしくお願いいたします。
「被爆80年 核兵器をなくす国際市民フォーラム」
会 場 聖心女子大学(東京)+オンライン
参加費 オンライン無料、来場有料(チケット制)
予定プログラム
2/8(土)全体会
田中熙巳さん(日本被団協代表委員/核兵器をなくす日本キャンペーン代表理事)
アレクサンダー・クメントさん(オーストリア/外務省軍縮局長)
ヒナメラ・クロスさん(マオヒヌイ〈仏領ポリネシア〉/国会議員)
フランシス・クリアさん(南アフリカ/世界宗教者平和会議)ほか多数登壇予定
2/9(日)分科会 2090_02.jpg
テーマ別分科会、ユースによるワークショップ等々
※詳細はウェブサイト
https://2025forum.nuclearabolitionjpn.com/、右二次元コード)で今後更新予定
〈協賛金にご協力を!!!〉
 フォーラム成功に向け、ご協力をお願いします。
 1口1万円(団体・個人)、1口につき通しチケット1枚贈呈(最大5枚まで)、
3口以上の場合、ウェブサイトにお名前を掲載(希望者)
振込口座:三井住友銀行 神戸営業部
普通 9088160 兵庫県保険医協会
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