2016年1月
【火曜】 外食で気をつけること
外食メニューは、主食と主菜のみの組み合わせが多くて副菜が不足しやすいため、栄養が偏りがちです。また炭水化物や脂質が多いためカロリー過剰になりやすく、味が濃いために塩分が多くなりがちです。外食は1日1食程度に抑えるとともに、毎回種類を変えたり、野菜や乳製品などを加えて、バランス良くなるよう工夫しましょう。
基本は腹八分目、よく噛んでゆっくり食べることです。従って食べ放題、飲み放題は避けましょう。フリードリンクは、できるだけウーロン茶など糖分の入っていない飲み物を選びましょう。
これらのことを基本にして、6つの注意点をお話します。
1つ目は、メニューの選び方と注意点です。洋食や中華よりも和食を選び、単品や麺類とご飯のセットは、糖質、脂肪、塩分も多くなるのでできれば定食にしましょう。揚げものや炒めものは少なくしたり、カロリー表示があるお店を利用しましょう。
2つ目にファミリーレストランでは、メニューのカロリーや塩分の表示をよく見て注文しましょう。サラダバーがあるところで野菜を多く食べるのも良いですが、ドレッシングには脂肪分が多いので、かける量は少な目にしましょう。同じ肉を食べるにしても、脂身の少ない物を注文する。たとえばハンバーグよりステーキを注文し脂身を残すようにしましょう。
3つ目に和食店では、刺身や焼き魚、鍋物、薄味の煮物など、素材が解りやすい物を選ぶ。醤油は少しだけ舌に乗る部分にだけつけるようにする。天丼やカツ丼などの単品より副菜がある定食を選ぶ。和食はヘルシーと言っても食べ過ぎには注意して下さい。
4つ目に洋食店のパスタ類は、クリーム系よりもトマト系や和風のものを選ぶ。生クリームやチーズ、ベーコンが入っているとカロリーが高くなります。ピザも同様に、野菜を中心にしたトッピングをして、サラダや野菜スープを一緒に食べましょう。ピラフより普通のご飯の方が低カロリーです。
5つ目に中華料理店では、油の多い料理が多いのでカロリー過剰になりやすく、脂肪過多になりやすいので野菜の炒め物を主にして下さい。麺類と餃子や炒飯などの組み合わせは避けましょう。
6つ目にファストフード店では、フライドポテトや炭酸飲料のセットでなく、できるだけ多くの食材を使った料理を選び、腹一杯食べる癖をつけないようにしましょう。