2024年9月
【火曜】大人の虫歯予防
虫歯は、乳歯が生えてきた赤ちゃんから、生涯、注意して防がなければならないものです。乳歯でも永久歯でも虫歯になれば痛みますし、放っておけばひどくなり歯が欠けたり、挙句の果てには抜くことになったりして大変問題があります。また食事もしにくくなり、生活に支障をきたすことになります。
そうならないためにも、赤ちゃんの時には親が、大きくなってきたら自分自身で、虫歯にならないように予防をしなければなりません。その基本が適切な歯ブラシによる適切な歯みがきになります。今回は永久歯が生えそろった大人の虫歯予防について説明します。
永久歯はその名の通り、乳歯と生え変わってから生涯使っていく歯になります。その大切な永久歯を生涯、一本も失わずに過ごせる人はなかなかいません。歯を失う原因は事故やケガ、歯周病、そして虫歯になります。
適切な歯みがきは、歯周病を防ぎ虫歯予防にもつながります。歯みがきの仕方については皆さんの歯並びや、すでに入っているかぶせ物やブリッジ、義歯などによって少しづつ異なります。詳しくは歯科医院で歯科医師や歯科衛生士に教えてもらいましょう。
歯科医院では痛む歯や歯ぐきの治療はもちろんですが、みなさんがこれから先、歯周病や虫歯にならないための歯磨きの仕方などもお話しさせていただきます。毎日歯磨きしているのに虫歯になった、歯茎が腫れたという話をよく聞きますが、厳しい言い方をすると「歯磨きをしてはいる」と、「歯磨きができている」とは違います。せっかく時間をかけて歯磨きをするのなら効果的な歯みがきをしていただきたいです。
そのためにもあなたのお口、歯並びに適した歯みがきの方法、歯ブラシ選び、糸ようじや歯間ブラシなどの使い方も身に着けてください。また、定期的な健診、メインテナンスもこれから、健康な歯で健康な生活を送っていただくために非常に大切です。痛くない時にも歯科医院へぜひ、行ってみてください。