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医科
医科保険請求QandA
医療DX推進体制整備加算・在宅医療DX情報活用加算（医科）
電子処方箋未導入でも4月以降も算定可能に
①電子処方箋の発行体制がない場合の区分を新設
DX加算は電子処方箋の発行体制を有することが施設基準とされていましたが、電子処方箋の発行に関する事項を施設基準から除いた新しい区分が新設されます。経過措置が満了となる3月31日時点で電子処方箋未導入であっても、マイナ保険証利用率に応じて引き続き加算4～6を算定できます。
②所定点数の変更とマイナ保険証利用率の引き上げ
2025年4月から9月までのマイナ保険証利用率の割合が示され、現在10％～30％とされている基準が引き上げられます。また、現行のDX加算1から3を含め、所定点数が見直されます。4月以降の所定点数及びマイナ保険証利用率は下表の通りです。
※小児科を標榜する医療機関で、次の要件をいずれも満たす場合には、加算3及び6のマイナ保険証利用率が12％以上に緩和されます。
・小児科外来診療料を算定している
・2024年1月1日～12月31日の延患者数における6歳未満の小児の割合が3割以上
③在宅医療DX情報活用加算（以下、在宅DX加算）も同様の変更
今年9月30日までの経過措置がある「電子カルテ情報共有サービス」への参加の施設基準は、引き続き存続しています。その満了に合わせ、10月には改めて基準や点数の変更が行われる可能性がありますので、ご注意ください。
※2月20日に送信したFAXニュースで、現行のDX加算3のマイナ保険証利用率を誤って「5％」と記載しておりました。正しくは「10％」です。お詫びしてご訂正申し上げます。
ご不明な点は協会事務局、電話078-393－1803まで（受付時間10時～12時／14時～16時）
2025.03.05
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