【会員医療機関の皆さまへ】
この内容は掲載日時点のものです。その後の疑義解釈通知や点数改定等により変更している場合もありますので、最新の内容は協会までお問い合わせください。
歯科
歯科保険請求QandA(26)
Q1 歯科診療で、難治性の根尖性歯周炎、根分岐部病変を有する中等度以上の歯周炎、下顎管と接触しているおそれがある下顎智歯の抜歯、顎骨嚢胞、変形性顎関節症、下顎頸部骨折、エナメル上皮腫、骨腫、集合性歯牙腫、骨浸潤を伴う悪性腫瘍等の治療を行う上で必要があってCT撮影を行った場合の電子画像管理加算の算定方法は?(2010年12月6日付疑義解釈より)
A1 歯科用CTは、撮影料(コーンビーム方式)600点+診断料450点+電子画像管理加算120点で、計1170点の算定となります。
Q2 下顎の大臼歯両側とも欠損で義歯を装着した際、双歯鉤×2、保持装置×2を請求したところ、保持装置の加算が×1に減点されたがなぜか?
A2 保持装置とは、中間の孤立した欠損部分を補綴するため、局部義歯の鋳造バーまたは屈曲バーと欠損部に用いる人工歯を連結するために使用する小連結歯のことを言います。要件をご確認ください。バー使用時に算定しますのでご注意ください。
◇協会に多数問い合わせがあり、昨年9月15日付のこのコーナーにも掲載したリゾチーム塩酸塩の「歯槽膿漏症(炎症型)の腫脹の緩解の場合」について、歯科部会は支払基金兵庫県支部の審査委員会に対し、1月19日付で審査基準を示すよう文書にて要請していたが、このほど電話で以下の回答があった。
「病名はPまたはP急発。1日180㎎~270㎎(力価)を3回に分服という用量に留意(例:30㎎錠2錠を1日3回服薬等で処方)」
※なお、小手術時の術中術後出血(GA切開等)の場合の用量は、60㎎~270㎎(力価)を1日3回に分服となっている。
◆不当な査定・減点には、再審査請求をしましょう。
◆歯科保険請求、返戻・減点等のご相談は電話078-393-1809(歯科直通)まで。
2011.02.15