兵庫県保険医協会

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2011年1月22日理事会

 

◇出席

 27人

◇情勢

 ①TPPに対し、医療分野から反対の声が続出。日本医師会は、混合診療の全面解禁や病院経営への株式会社の参入などを危惧している。
 ②介護保険制度で、保険料の滞納により1割の自己負担額が3割になるなど「給付制限」を受ける高齢者が増加。
 ③「第2次新行革プラン」のマル乳の所得判定を「同一世帯内の最上位所得者」から「世帯合算」にする改悪を、県は「12年度の適切な時期」に先送り。
 ④前神戸大学教授の山家氏はインタビューで、円高の根本的な原因はデフレを招いている低賃金と指摘、大企業の内部留保を働く人や中小企業にまわすべき、海外企業は需要が旺盛でなければ日本に進出しない、税金が安いから入ってくるわけではないとし、法人税減税の効果はないとしている。

◇医療運動対策

 ①医療ツーリズム対策で川島県医師会長にインタビューを申し入れ、県医師会三役会議で了承された。
 ②県新行革2次プラン福祉医療改悪反対の院長署名493筆(1/18現在)集約。
 ③保団連患者負担軽減署名の到達は18,909筆(1/20現在)。
 ④景品付クイズチラシへの応募は7,990通(1/20現在)。協会単独実施では過去最多。医院別応募数で、上位6医療機関に4万円の旅行券を贈呈する。

◇歯科部会

  診療報酬改定時の厚生局主催「改定説明会」の改善を求める要望書を、厚労大臣宛に提出する。
 

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