理事会スポット
2011年3月12日理事会
◇出席
29人
◇情勢
①兵庫県は神戸市の要請に応える形で、県立こども病院を神戸・ポートアイランドへ移転させることを検討している。
②全日本民医連は、加盟事業所で国保の保険料を滞納して「無保険」状態になったり、窓口負担を払えずに受診が遅れ、死亡した人が24都道府県で71人に上ったと発表した。05年の調査開始以来最多に。兵庫県では4人が死亡しており、全国で最多。
③米国務省のメア日本部長が昨年末に米国で行った講義で、沖縄について、日本政府に対する「ごまかしとゆすりの名人」「怠惰でゴーヤーも栽培できない」などと発言。日本政府は沖縄県知事に「お金が欲しいならサインしろ」と言うべきだなどとも発言した。枝野官房長官は、米側との信頼関係から発言内容を米側に照会しない考え。
◇医療運動対策
①保団連国会要請行動(3/10)では、患者負担軽減等の署名14,485筆と消費税署名439筆を紹介承諾議員3氏(山下よしき、高橋昭一、田中康夫)に提出した。
②医療ツーリズム対策として、川島県医師会長にインタビュー。月刊保団連に武村副理事長が執筆。
◇税務経営部
保団連提案の国税通則法「改正」案の見直しを求めFAX要請に一部分案修正の上協力する。
◇東日本大震災対策
被災協会に見舞金執行、救援募金、医師派遣、事務局派遣などを行う。
◇理事会特別討論
「TPP加盟が医療に及ぼす問題」をテーマに加藤副理事長が報告した。