兵庫県保険医協会

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2011年5月14日理事会

 

◇出席

 27人

◇情勢

 ①医療機関の維持・再建問題 岩手、宮城、福島の3県沿岸部では、今も外来や手術、入院などの診療を制限している病院が43%に上り、入院機能も74%までしか回復していない。岩手、宮城両県では、711診療所のうち110ヵ所が今も休診中。三陸の公立7病院が復旧困難で、統廃合を進めるとの報道も。気仙沼市医師会の藤田事務局長によれば、同会の医師7人が医療圏を離れることを決めているとし、医療機関を再開するためには県や国の支援が不可欠としている。

◇東日本大震災救援対策

①第5次(4/29-5/3)・第6次(5/3-5)激励訪問・医療支援、事務局派遣、②先端医療産業都市計画について防災面からの見直しを求める要請書(案)、③東日本大震災における被災者の医療費一部負担金免除についての要請書(案)、④被災者生活再建支援法の改善、復興計画への政策提言、⑤救援募金が312人1,287万円、などが報告された。

◇12年診療報酬・介護報酬改定について

 12年診療報酬・介護報酬改定 政策部、研究部・審査対策部の討議では延期要求すべきでないとの結論を得た。次回理事会で回答を取りまとめる。

◇共済部

 東日本大震災被災者への休保見舞金支給では、全半壊し30日以上の休業を余儀なくされた休保加入者への災害見舞金50万円の支給に賛成。共済制度運営委員会を待たず執行することに賛成。原発事故によって休業を強いられた会員も対象とするよう提起。

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