理事会スポット
2011年10月22日理事会
◇出席
26人
◇情勢
①野田首相は共産党の志位委員長や社民党の福島党首とそれぞれ会談し、福島第一原発事故を受けて、原発推進のための関係予算や資金の見直しを行い、放射性物質の除染や賠償金支払いの費用に充てる考えを明らかにした。原発関係の積立金は消費者が支払う電気料金の一部であり4兆8000億円の残高に上る。
②厚労省は年金支給開始年齢の引き上げ時期を前倒しする案を提示する方針。現在、厚生年金の支給年齢は60歳だが、男性は2013年度から引き上げ25年に65歳とし、女性は18年度から引き上げ30年後に65歳にすることが既に決まっている。
◇医療運動対策
①患者署名目標を前回までの2万筆を加えた合計5万筆とし、理事目標は1人100筆とする、
②県下各自治体で「こども医療費助成制度」が、「中3まで無料」が大きく広がっていることを打ち出した、患者負担無料への運動を啓発するポスターを作成する、
③県立こども病院移転問題について移転中止を求める要請書を県に提出することが了承された。
◇審査対策部
①今年度は審査委員会の改選期であり、社保・国保審査委員長に「審査改善についての要望と懇談のお願い」を提出し、審査改善要望と懇談の申し入れを行う、
②審査対策を強化する目的で、医科正会員を対象とした「審査に関するアンケート」を実施する。
◇理事会特別討論
「税と社会保障の一体改革」をテーマに西山理事が報告した。