理事会スポット
2012年3月24日理事会
◇出席
26人
◇情勢
①東日本大震災から1年。岩手県、宮城県沿岸部にある救急指定の5病院では、医療費窓口負担が無料化されているにもかかわらず、外来受診が減る一方、救急患者が前年よりも45%増。交通機関の不通などで受診抑制が広がっており重症化してから救急で病院に運ばれている事例が増えている。
②新年度予算案では、震災復興のためにつくられた「復興特別会計」を含めて公共事業費が6.6%増えている。復旧・復興や防災対策を名目に、三陸沿岸道路ばかりでなく、東京外部環状道路や八ッ場ダムなどの整備に予算がついており、阪神・淡路大震災と同様、被災者の生活再建よりも大型公共事業優先の政府の姿勢があらわになっている。
◇9条の会兵庫県医師の会
ブックレット『普天間基地はなくせるー日米安保の賛成・反対を超えて』(伊波洋一前宜野湾市長と柳澤協二元内閣官房副長官補の対談講演録)を400部買い取り、5/20評議員会特別講演で資料として普及する。
◇政策部
TPP交渉参加反対の運動を盛り上げるため、これまでの議論の到達点をまとめたパンフレットを作成する。
◇組織部
協会規定に基づく会費減額申請2件を承認した。
◇総務部
保団連からの専門部員・事務局小委員委嘱依頼について、各専門部で検討の上、推薦する。