兵庫県保険医協会

◇出席

　29人

◇情勢

　①厚労省は2013年度予算編成で生活保護基準の引き下げを検討。毎年３％、３年間で１割削減の計画。日弁連の小久保弁護士は「保護基準を引き下げは際限ない『引き下げスパイラル』を招くと懸念示す。

◇医療活動

　【歯科】　無予告で診療中の医院に「監査通知」を示し、診療録の提出と従業員の連絡先を書くよう強要した問題事案が発生。部会で検討して対応。
　【医科】　日本婦人科学会が公表した、胎児の染色体異常を調べる新しい出生前診断の実施指針について、内容や問題点を解説。「命の選別につながる」などの懸念の声を報告。

◇東日本大震災救援対策

　福島県の仮設診療所を保団連とともに激励訪問(2/10～11)し、インタビューを兵庫保険新聞等で報道する計画等が報告された。

◇９条の会兵庫県医師の会

「孫崎享が語る　国際問題を平和的に解決する方法(1/13)」は、200人の参加。アピール賛同者が４人増加。

◇震災対策

　阪神・淡路大震災18年メモリアル行事の報告とあわせ、復興住宅の高齢化や孤立が進行、災害援護金の未返済が183億円にのぼること、借上復興住宅追い出し問題で神戸市や西宮市も入居期間の一部延長を協議中など、復興関連の課題・情勢が報告された。

◇北播支部・地域医療部

　地域医療を考える懇談会(2/23・24)のシンポと施設見学会など、企画概要が報告された。