理事会スポット
2013年5月25日理事会
◇出席
23人
◇情勢
①生活保護法「改定」案と生活困窮者自立支援法が国会に提出された。生活困窮者に対し就労支援や生活改善指導などを自治体が行うことを想定しているが、義務ではなく自治体は財政難からそうした事業を実施しない可能性が高い。一方、扶養義務者の収入や資産を自治体が報告を求めるようにしたり、「不正受給」の罰金を引き上げたりする。実際には、支援策よりも引締め策が中心との批判が出ている。朝日新聞は生活保護法改定について「弊害が出ないか心配だ」とする社説を掲載した。
◇医療運動対策
2013年県知事選挙に対する方針案と開業保険医の重点要求案を、支部討議を踏まえ修正の上、承認。田中耕太郎氏と政策協定を6月1日に交わす。また、池内理事長と川島県医師会長との懇談について報告された。
◇東日本大震災救援対策
7月13~15日に行う被災地支援ロビン・ロイド「民族音楽コンサート」計画が報告された
◇保険でよりよい歯科医療
「保険でよりよい歯科医療」の実現を国に求める自治体議会での意見書採択運動で、新たに尼崎市議会が全会派一致で意見書を採択した。
◇阪神・淡路大震災対策
淡路島地震4/13の被害が9000棟にまで広がっているにも関わらず、激甚災害法、被災者生活再建支援法など公的支援制度が適用されない問題等が報告された。