理事会スポット
2014年3月22日理事会
◇出席
31人
◇情勢
厚労省が14年度の診療報酬改定を告示。日経新聞は、重症患者向け病床を減らすことが柱としている。朝日新聞は、施設などで複数の患者を訪問診療した場合の診療報酬が引き下がることを「荒稼ぎ」防止などと報道している。
◇診療報酬改定
医科:在宅時医学総合管理料、特定施設入居者等医学総合管理料における、「同一建物居住者」「同一建物居住者以外」の算定方法などを批判的に検討した。
歯科:在宅医療において「適性化」の名目で点数の引き下げ・要件の厳格化等を解説した。
◇保険でよりよい歯科医療を兵庫連絡会
5月25日に岡山大学の岡崎好秀先生を講師に市民学習会「口は命の入り口、心の出口」を開催する。
◇災害対策
阪神・淡路大震災被災者に貸し付けられていた「災害援護資金」の返済が、東日本大震災被災者と同等に免除される方向であること、東日本大震災3年を迎えた被災地の現状等について報告された。
◇反核平和部
原爆症認定集団訴訟について、昨年国が改定した新基準は不適切とする判決が下ったこと、残留放射線・内部被曝の影響を否定する国の姿勢が断罪されたことが報告された。
◇環境公害対策部
尼崎アスベスト訴訟控訴審の控訴審で、一審と同じく、原告1人はクボタの加害責任を認めたが、もう1人については認めなかったこと、国の責任を認めなかったこと等が報告された。